アトピーの情報共有「保湿」~朝日新聞から~
2016年3月8日(火)の朝日新聞にて、アトピーと保湿について短いながら記述がありました。
内容は生後の保湿を施すことによって、アトピーの発症率が32%低くなるというもの。
アトピーとなると、ついステロイドのことを勉強して詳しくなります。
しかし緊急時的役割であるがために、そこが重要ではありません。
保湿剤などを使って、どれだけ肌の状態を普通に近づけているかが重要なのです。
赤ちゃんも痒がって炎症を起こしているのはよく見かけますが、それ自体はよくあること。
そこからどうやって肌を普通に近づけるか。
そこに意識を集中すれば、行うべきことは自ずと絞られてきます。
- 保湿
- 健康的な食事と運動
- 精神力の維持
結局これら3つです。
右往左往してしまうのは、情報を仕入れて、思い出し、希望を感じて試したくなるからです。
急がば回れです。
ちなみに運動をしようと筋トレをすると、アトピーが悪化したという話はよく聞きます。
私もその経験があります。
その場合の原因は、当てずっぽうなのですが筋トレをできるくらいに健康ではないということです。
筋トレするとパンプアップ(筋肉に仕事をさせようと血液が栄養をいっぱい運んだり、それによってリンパ液で運ばれてくる老廃物が溜まること)して、筋肉が熱を持ちます。
熱を帯びて、かつ皮膚が引っ張られる。
アトピー肌にとっては恐怖でしかありません。
ジョギングやサイクリングなどを初めに1か月ほど行い、それから筋トレをするとあまり悪化しません。
というのも、筋トレよりも有酸素運動のほうが毛細血管の数が増えることが実験で明らかになっているからです。
従って、末梢循環量も増えることになります。
これは将来、乾燥を防ぐことになり得ます。
- 外に出れていないなら外に出る。
- 動いてないならウォーキングする。
- 運動していないならジョギング・サイクリングなどをする。
- もっと体を動かすなら筋トレをする。
というようにステップアップしていくのが、一番体の変化が穏やかです。
焦って悪化すると元も子もありませんから。