博物館明治村。行ってきた感想④
次回の明治村!↑
小那沙美島燈台(こなさみじまとうだい)
隅田川新大橋
皇居正門石橋飾電燈
内閣文庫
前回の明治村!↓金沢監獄中央看守所・監房と金沢監獄正門
続き!↓
今回は
東京駅警備巡査派出所
前橋監獄雑居房
東京駅警備巡査派出所
(一部人物にぼかしを入れました)
小さな東京駅という感じ。
鉄筋コンクリート構造で、レンガは化粧張り。
赤いレンガに白い花崗岩を横に走らせる特徴はなんちゃってヴィクトリアンゴシック、辰野金吾(たつのきんご)が影響を受けた様式だそうです。
知らなかったんですが、この人は日本銀行本店とかも設計したすごい人。
日本建築の第一人者らしいです。
ぶっちゃけ何もなかった。
しかし東京駅という場所柄、一時期は12人が常駐していたという。
東京駅警備巡査派出所は本当に何もありませんでした。
案内板も説明版も何もなし。
みんなチラリと見て終わりでした。
ということで次。
前橋監獄雑居房
日本の牢屋ってこんなイメージ。
牛舎のようにも見える。
内部
画像ではそれほどでもないが、実際に木に触れると頑丈であることがわかる。
一つの牢に複数人が入れられるこのようなスタイルは江戸時代からあったという。
使われている木材は栗。
栗の木は腐りにくく、水に強い。
なので古くから鉄道の枕木や住宅の土台、濡れ縁などに使われました。
食事の配給口。狭い。
車の給油口くらい。
右奥に簡易便所。ぼっとん式か。懐かしい響き……。
以上のように食事も排便も牢屋の中で行っていたようです。
しかし壁になるものが何もないので、衛生的にはベスト。
むしろ風通しが良すぎて、寒いときとか台風のときは大変だったろうにと思います。
牢屋に入るための扉。
茶室の躙り口(にじりぐち)くらいの大きさ。
鍵に手が届かないようにここだけは板がはめごろしになっている(画像右側の板、または下の画像)
扉中央に穴が開いており、扉越しに隠れることを防いでいる(細かく穴が開いているところ)
入れます。
私も入ってみます。
牢屋の中。シンプル。
感覚的には6畳くらいの広さです。
天井はジャンプしてようやく届くくらい。
家族連れでは親が子どもを中に入れて記念撮影してました。
本当にそうならないように……。
前回は金沢監獄の監房でした。
私は金沢の方がいいですね。
まだプライベートがあります。
次回は小出しに。↓
- 小那沙美島燈台(こなさみじまとうだい)
- 隅田川新大橋
- 皇居正門石橋飾電燈
- 内閣文庫
を紹介します。
ところで、いまいち盛り上がりに欠ける建物が続いていると思っていませんか?
ええ、私もそう思います(汗)
でも、次回が終われば一変します!!
というのも、明治村5丁目のエリアが終わりに近づいているんです。↓
まだ少ししか紹介していない!
明治村の真骨頂は4丁目からです。
4丁目からは建物、歴史ともに濃いものが多いんですよ!
行ったら「勉強になった」・「感動した」と思うものが多くなるのがこのエリアからです。
そして一つ一つの建物を回るのに時間がかかるのも4丁目からです。
興味がある方は乞うご期待ということで。
ではでは。