家に古臭い「詐欺」のハガキが届いた。
宗教勧誘の記事でも書いた通り、貧困地域と言うのは本当にいろいろとあります。で、今回は「訴状が提出されました」という通知がなぜかただのハガキで届きました。
いろいろとツッコミどころがありますので見ていきましょう。
下画像がそのハガキになります。
「た、大変!」なんて思ったらそれこそ大変です。
めんどくさいので、おかしいところをドンドン箇条書きにしましょう。
ハガキの前に、
ハガキの中身については文章の順に、
- 訴えた原告側である契約会社もしくは運営会社の所在が不明である。
- 管理番号(わ)285がなぜかグーグルの検索予想リストに上がっている(笑)検索結果は詐欺詐欺詐欺…。
- 「執行証書の交付をご承諾いただいますよう…」とあるが、民事執行法において執行証書とは「直ちに債務者が強制執行を受けても異議のない旨が記載されたもの」なので、ご承諾もクソもない。
- 「裁判取り下げなどのご相談…」とあるが、取り下げは書面でしなければならないうえに、その後2週間その取り下げの書面に相手方が異議を申し立てないことが必要だ。しかしこのハガキでは「取り下げ最終期日が平成30年3月16日」となっている。しかもこのハガキは3月15日に届いた。急すぎる!もうちょっと考えさせて!(笑)
- 「書面での通達…プライバシー保護…ご本人様から…」とあるが、ハガキの時点で意味がない(笑)
- 「法務省管轄支局 民間訴訟告知センター」とあるが、法務省に当該名称の機能は存在しない。法務省の組織図を参照しても「民事訴訟課」があるのみだ。またグーグルで当該名称を検索すると「詐欺」の文字がズラリ!
- 「東京都千代田区霞が関2丁目1番9号」を検索しても「詐欺詐欺詐欺…」
- お問い合わせ窓口の番号03-6327-2254を検索しても「詐欺詐欺詐欺…」また、法務省の相談窓口に「取り下げ等の」という文言は存在しない。加えて、03-から始まる市外局番は確かに東京のものだが、それには当然犯罪に使われている番号も多数ヒットする。
以上です。
うちのおばあちゃんの場合
私のおばあちゃんの場合、家に架空請求の電話がかかってきたらしい。
詐欺「おうちのPCで云々…」
おばあちゃん「(!)ほぉ」
詐欺「料金未納云々!裁判云々!」
おばあちゃん「ほぉ~それは大変だ…」
詐欺「規定期日までにいくらを指定口座に云々」
おあばちゃん「聞いていいかな?」
詐欺「はい?」
おばあちゃん「私パソコン持ってないんやわぁ~」
ガチャッ!プープー
おばあちゃん「お話ししたったのに…(微笑)」
みなさんお気をつけて。