On bullshit

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本、読み終えた。マーク・トウェイン『王子と乞食』

 

王子と乞食 (岩波文庫 赤 311-2)

王子と乞食 (岩波文庫 赤 311-2)

 

 

 

読んだ理由

 マーク・トウェインは読むのは初めて。というのもアメリカ文学はちょっと気色が合わないなぁという感覚があったのです。でも文学版『君の名は』みたいな感じだったので手に取ってみた次第。
 
 

本書概要

 要は外見そっくりな王子と乞食がひょんなことから入れ替わってしまう話です。乞食はなぜか罰せられないことから、そして王子はヒドい扱いを受けたことから「「ぼく(余)は、入れ替わってる!?」」ことに気づきます。
君の全全全世界~♪
 乞食は王子の生活を、王子は乞食の生活を体験して自分の国の別世界を体験します。そして自分を手助けしてくれる大人に出会い、ことを順調に回し始めます。
 最後は児童文学らしく綺麗に風呂敷を包んでハッピーエンドです。
 
 

感想

 まぁ入れ替わってることになぜ気づかないのかという謎はあるものの、読み物として普通に面白いです。
 面白くなっている要素としてイギリスの実際の歴史と人物を絡めたというのも大きいように思われます。歴史はエリザベス1世の時代(主に16世紀)で、王子のモデルはヘンリー8世の王子エドワード・チュードル。当初はエドワード7世の15歳をと考えていましたが、あまりにも恐れ多いということで変更されたということが訳者あとがきに書かれています。
 偉人の言い伝えは物語として伝えられる。だから逸話とか際立つエピソードは誰でも知りたがる。藤井四段様が使ってたオモチャがバカ売れ?したのも頷ける。親は子のことを気にかけるが故。  本作品でも乞食と王子の親も自分らなりに気にかけているのがうかがい知れる。児童文学として良いものだなと思いました。

 

キュボロ (cuboro) キュボロ スタンダード [正規輸入品]

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