On bullshit

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感想:アトピーと花粉症の関連市販薬

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本記事目次
アトピーと花粉症のダブルパンチ
 
花粉症改善の方法
自然はいいぞ
 
アトピーにとって、花粉症の市販薬を使うメリット
気軽
一種のオーバードーズを回避できる
 
富士薬品『ジキナ鼻炎薬FX』
購入価格1780円
錠剤の小ささと、日数表示
かゆみゼロは期待しないほうがいい
 
購入価格430円
小さな容器と見た目が普通の目薬
即効性抜群!だが…
 

 

アトピーと花粉症のダブルパンチ

 花粉症はつらい。鼻水・鼻づまり・目のかゆみ。どれも思考力・集中力を乱すものです。で、アトピー持ちだと更に効果が倍加されます。特に目のかゆみ!日中急にかゆくなったり、寝ている最中にかゆくなって起きたりして、生活サイクルが大幅に狂います。明らかに体が他の季節とは違う反応をみせる、それが花粉の季節なのです。
 
 

花粉症改善の方法

 花粉症を改善するのに色々言われているのは、
  • 空気清浄機ぶん回す
  • 外干ししたものや帰宅時の衣類を叩く
  • 花粉が多いところに行かない
とかがありますけれど、アトピー患者は最悪に神経の感受性が豊かなので効果があるとは思えないのが実情でしょうか。そしてさぼっちゃう本末転倒ぶりもセットでしょうか。
 私がよくやるのは鼻うがいです。100均にある醤油さしに水道水と塩(食塩で可)を入れて生理食塩水を作ります。これを鼻から入れて口から出します。これで鼻腔内の掃除ができます。蓄膿症にも効果あり。副鼻腔内にも入った場合は時間差で鼻からボタボターっと出てくることがありますので注意です。
 病院だと花粉を経口摂取したり、ワクチン感覚で注射したりするようです。本気で悩む方はかかったほうがいいでしょうね。私もいつか試したい。
 

自然はいいぞ

 私は逆に山へ行ったりします。もちろん杉林には行きませんし、体調も考慮します。上で書いた花粉の経口摂取のつもりです。無謀なようにも思えますが根拠はあります。
 山村では花粉症に悩まされる人が極端に少ないというのは想像できます。花粉を浴び続けているからです。ですがその山村の若者が都会に出て行き、数年後に帰ってきたら花粉症に悩まされるようになってしまったという話があります。
 ところ変わって都会の話。都会と田舎、どっちが花粉が多いと思いますか?もちろん田舎。でも認識の仕方は違うかもしれません。
 最近、天気予報士が「晴れた日には花粉が飛ぶので注意」と言っています。これは都会も田舎も共通です。しかし雨が降ってから晴れた日は都会も危険です。なぜなら花粉をキャッチしておく土壌や生物が少ないから、降り積もった花粉が丸ごと巻き上げられてしまうからです。コンクリートジャングルにはこういう弱点もあるのです。
 
 

アトピー患者にとって、花粉症の市販薬を使うメリット

気軽

 皮膚科に対して疑心暗鬼している人も多いかと思います。質問してくれないと答えてくれない場合がほとんどです。まぁ日本式をコケにしても仕方ありません。
 その点薬局に行けば買える市販薬は引け目を感じません。外で使用しても「花粉症?大変だね」と理解も得やすい。入手も使用も気軽というのは大きいです。
 
 

一種のオーバードーズ(薬の大量使用)を回避できる

 アトピーで皮膚科にかかると必ず塗り薬も処方されます。当然塗り薬は一度の使用量が個人の自由に任せられています。症状がひどい場合は「早く何とかしたい!」と思って後先考えず塗りたくってしまうことがあります。
 そうすると一晩スヤスヤと寝れる。爪の間に血が固まったものが詰まっていないし、布団に血もついていない。何事もなく寝て、何事もなく起きられる。アトピー患者にとってこれほどの幸福感はありません。麻薬と一緒です。つらい現実から逃れるために幻覚を見るようなものです。
 「いや自己責任じゃね?」
はい、確かに。しかし自己責任の状態が数的に膨れ上がって常態化してるのは社会問題以外の何物でもないわけです。「くさいものにはフタを」ではやばい。
 一方、花粉症の市販薬は錠剤型の内服薬や、点眼薬のように一度に大量使用しても仕方のないものに大別されます。つまり使用量がきっちり決められています。これは「これをこれだけ飲んでおけば……!」という希望を与えることになります。
 
 以上のようなメリットがある市販薬、どんなものがあるのでしょう。最近目のあたりがかゆいので錠剤型と点眼薬の2つを買ってきました。花粉症の時期は乾燥注意報もよく聞きますので注意です。
 これを書いているときもテレビから「そろそろスギ花粉がピーク…」と聞こえてきました。やばいぞ。
 数日使用しての感想を書きます。
 
 
 

富士薬品『ジキナ鼻炎薬FX』(14日分)

www.e-fujiyakuhin.jp

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購入価格1780円

 花粉症の市販薬を眺めると安いのは1000円、高いのは3000円します。ランニングコストとしては中程度か。
 

錠剤の小ささと、日数表示

 とにかく錠剤が小さいです。ぶっちゃけ唾液だけで飲み込める(汚い)
かみ砕くのも容易です。
そしてご覧のとおり日数表示がパッケージに印字されているのも地味にポイント高し。

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かゆみゼロは期待しないほうがいい

 飲んで明らかに変わったかはわかりませんが、かゆみは減りました。特に深夜のかゆみ。これは大きい。市販薬で深夜のかゆみを抑えられるのはかなり大きな長所です。
 ただ一切のかゆみがなくなるわけではありません。実際に深夜にかゆくて起きてしまいました。そのときは下記の点眼薬を使いことなきを得ました。
 
 
 

ロート製薬アルガード』 

【第2類医薬品】ロートアルガード 10mL

【第2類医薬品】ロートアルガード 10mL

 

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購入価格430円

 ワンコインで買えるのはかなり心強い。数日使った感触だと2週間以上は持ちそう。
 

小さな容器と見た目が普通の目薬

 見てもらってわかるように小さい。上着の内ポケットに入れても大きな違和感はありませんでした。やはり目薬は持ち歩きやすいですね。

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即効性抜群!だが…

 液体の状態というのは「なんか効きそう」感がある。アトピー患者にとってクリームとか液体系は謎の信頼感があります。そしてこの謎理論はこの目薬にも適用されることになります。
 私は目のかゆみとともに充血や目の周囲に炎症が生じることがあります。
「あぁ赤いな~」と思ってポタッと垂らすと、赤みが一瞬にして消えます!赤い肌から白い肌に!これはすごい。ちなみに親指がかゆくなったときにこの目薬を1滴垂らしたらかゆみが軽減しました。外出時の緊急事態に効果を発揮しそうです。
 
 ただアトピー患者にとって注意してほしいことがあります。
 アトピー患者あるあるとして一つ挙げたいのは、深夜にかゆくなって薬を塗って満足し、そのままフタを閉めずに寝てしまうということ。フタや容器が布団の中から見つかることもありました。あるあるの人いると思うんですがどうでしょう。
 こんな風に深夜だとぼーっとした状態でやるので何かしら凡ミスをしてしまうことがあります。
 深夜に目がかゆくなったとき、この薬を目(あるいは周囲)に垂らそうとしたときのことです。目薬を差したい!と思ってやったら目薬を「刺して」しまったんです。幸い何か跡が残るようなケガはありませんでしたが、これは要注意ですね。

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注意!