博物館明治村。行ってきた感想⑤
次回の明治村!↓
- 聖ザビエル天主堂
前回の明治村!↓
- 東京駅警備巡査派出所
- 前橋監獄雑居房
続き!↓
今回はさらりと紹介します。
小那沙美島燈台(こなさみじまとうだい)
隅田川新大橋
皇居正門石橋飾電燈(こうきょせいもんいしばしかざりでんとう)
内閣文庫
小那沙美島燈台(こなさみじまとうだい)
広島県にあった軍港島、小那沙美島(こなさみじま)にあった燈台。
日露戦争(1904~1905年)前後に3か月で建てられた。
わずか5つのパーツで成り立っているという。
画像右側に下りる階段があり、近くで見ることができます。
高さは7m。
燈台としては小さい?
日本一高い燈台が島根県にある出雲日御碕灯台(いずもひのみさきとうだい)で43.65mらしいですから、やはり小さい部類なのでしょう。
しかしこれでも約10km遠くでも光が届くというのですから驚きです。
光源はアセチレンガス。
調べてみるとアセチレンガスは着火しやすく、燃えているときの温度(火炎温度)が高く、かつ調節がしやすいというもの。
坑内の照明や溶接で使われるとも。
次!
隅田川新大橋
180mのうち、8分の1が移築された姿。
張り出す形で白い歩道が見える。
奥に見える建物は内閣文庫。
隅田川に架けられた五大橋があげられる。五大橋とは、上流から順に吾妻橋、厩橋、両国橋、新大橋、永代橋のことで、明治の五大橋と言われ、デザインはそれぞれに異なっていた。
引用元↓
ちょっとした洒落っ気があるのがいいですね~。
扁額が右から左に読むというのも時代を感じます。
次!
皇居正門石橋飾電燈
(こうきょせいもんいしばしかざりでんとう)
獅子の四つ足。上には獅子頭。
その上には旭日が見える。
台座は新しく作られたもの。
皇居東御苑にも野外展示されている。
今も皇居に行けばめがね橋で新しくなった電燈を見ることができます。
ん~、天皇関連は苦手です。
というより日本の歴史自体あまり勉強していません。
大学受験も世界史で受けましたしね。
いつか勉強せねばと思うんですが……。
次!
内閣文庫
目立つ円柱とシンメトリー(symmetry・対称)
古代ギリシアを思い起こさせるような外観ですね。
気になったので調べてみます。
円柱について
円柱はドリス式というシンプルなもの。
そして円柱上部に注目するとわずかに細くなっています。
これはエンタシス(entasis・英語では引き伸ばすという意味がある)と呼ばれる古代ギリシア建築の特徴です。
近くで見上げると均整がとれた直線になり、遠くから見るとぼやけるのでこれまた直線に見えます。
つまり完全性。
美を追求した古代ギリシア人が考え出した表現技法だと思われます。
ロマンですね~。こういう空想は大好物です!
柱の上にある四角形について
柱の上にある長方形のところはメトープ(metope)と呼ばれるもの。
正確にはねずみ色になっている長方形部分をトリグリフ、白色で三本柱がくっ付いているような長方形部分をメトープと呼ぶみたいです。
ドーリア式ならトリグリフのところに飾りがあるようですが、こちらではありません。
コリント式のように瀟洒な飾りがあるわけでもないですし、どうなんでしょう?
混乱してしまいます。
上の三角形について
三角形の部分はペディメント(pediment)と呼ばれるもので、「ここが正面ですよ」という意味合いのものらしいです。
中央に円形のメダリオンという飾りと、左右に唐草があります。
唐草模様には「未来永劫栄える」という願掛けがあり、歴史を保存する図書館にはぴったりですね。
設計は大熊喜邦(おおくまよしくに)で、国会議事堂も彼によるもの。
ちなみに現在の国立公文書館に所蔵されているものはこちらで閲覧ができます。↓
大変きれいにアップされており、一見の価値ありです。
ただし容量がヤバいです。
次!
もう一つ川崎銀行本店!と思ったんですが、どうやら私行ってないようです!(笑)
カメラと記憶をチェックしても、ない!
あちゃ~。
すみません。今回はこれまでということで。
次回は
- 聖ザビエル天主堂
多くの人が足を止め、ステンドグラスの美しさに見入っていました。
程よい場所に建っており、休憩所としても使えます。
讃美歌も流れていて、リラックスできます。
アッシジのフランシスにご対面できてよかったです。
ではでは。