読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

On bullshit

読書感想文、社会評論、その他を自分勝手に。

思ったこと 感じたことを そのままに

本、読み終えた。ロジャー・ローゼンブラット『だれもあなたのことなんか考えていない 他人にしばられずに長生きするための58条』

 

だれもあなたのことなんか考えていない―他人にしばられずに長生きするための58条

だれもあなたのことなんか考えていない―他人にしばられずに長生きするための58条

 

 

 

本書目次

1 なんでもないことです

2 だれもあなたのことなんて考えちゃいません

3 悪いことには触れずにおきましょう

4 敵は無視すること。さもなくば始末すべし

5 進んで自分にブーイングしましょう

6 あなたがやったんです

7 三〇歳をすぎたら、人生を親のせいにはできません

8 退屈の原因はあなた自身

9 一時間に一回は神を口にする人―聖職者を除く―に近づかないこと

10 豚ルール

11 「なるほど」は要注意

12 「何のこと?」にご用心

13 ほとんどの場合、外見はその人の真実の姿を表します

14 ウィットを利かせようとか、賢く立ち回ろうなどと考えないこと

15 良い行いを心がけましょう、でもそのために無理をしてはいけません

16 左側を使うことなかれ

17 だれの仕事もすばらしい

18 常にあらゆる人に相談しましょう。そして感謝状もお忘れなく

19 不和の方が孤独よりまし

20 でも孤独の方がエッグベネディクトよりまし

21 男女がうまくやるルール

22 次の言葉を耳にしたら、さっさとお逃げなさい

23 何もしないですむ機会を逃さないように

24 シラノの鼻を攻撃するなかれ

25 ドラマじゃない

26 キャリアの話をする人に近づかないこと

27 ろくでなしの言う批判も当っていることがあります

28 パーティに出ないこと。たとえ出ても、20分以上の長居は禁物

29 だれも羨まないこと――絶対に

30 だれでも信頼すること――どんなときも

31 だれかに忠告してはいけません。とくに、それがその人のためになると思うのならなおさら

32 できっこないと言われたら――できないのです

33 悪口を本人に伝えることなかれ

34 あなたのことじゃない

35 言ってはいけないこと

36 相手に正直でいてほしいなら、嘘つき呼ばわりしないこと

37 ウェイトレスはあなたを待っていない

38 操縦桿を前に押しなさい

39 忘れられない服装をしましょう

40 長くて幸せな人生は5分ともたない

41 自分よりも自信のない人の下で働かないこと

42 内省せずに長生きしましょう

43 彼らにはわかりません――が、それがなんです?

44 名声を追い求めないこと、でも人には認められるようになりましょう

45 安定して揺るがないもの勝ち

46 自分に忠実であれ――別人になりたいなら結構ですが

47 文化ルール

48 ほんの少し間違っているだけでも――すべて破壊なさい

49 休暇中は何も考えてはいけません

50 (前ルールの続きで)一度に変えていいのは人生の8分の1まで

51 何をしても、あらゆる人から感謝されるべき

52 過去に行きましょう。でも、思い出に浸りすぎないように

53 お金のために行動するなかれ

54 アマナ・フリーザーのことを覚えておきましょう

55 充分に変人なら、相手が合わせてくれる

56 火は下から上に燃え広がるものです

57 試合はボールとは別の場所で行われる

58 謝り、仲直りし、助け合いましょう

 

本記事目次

自分が避けていることもスバッと言ってくれる
気が抜ける文章
短いのにためになる

 
大抵の場合は他人の目を気にしてしまいます。
 
  • 怒りたいのにグッとこらえる。
  • 言いたいことを言わないでおく。
  • 前へならえ。
 
誰もがいろんな意味で他人を気にすると思います。
 でもこの本を読むと「あぁ、もういいや」と開き直る気になれます。
楽になれます。
少なくとも読み終えた直後は。
でも確実にその後の生活に影響します。
この本のアドバイスは一言で覚えやすく、日常の節々で思い出せるからです。
楽になれますよ。
 
 

自分が避けていることもスバッと言ってくれる

 たとえば、
「あなたがやったんです」
「30歳を過ぎたら、人生を親のせいにはできません」
「退屈の原因はあなた自身」
「豚はいつまでたっても豚」
など、なんとも耳の痛い言葉も目にします。
しかしこれらは自分だけでなくみんなにも当てはまるものなのだと気づかせてくれる文章が書かれています。
 
 

気が抜ける文章

 難しいことは何一つ書かれていません。
むしろユーモアだらけで面白いです。
しかし上で書いた通り、急に胸に刺さることを言われるので意外と神経を使います。
イライラしているときに読むのはやめたほうがいいでしょう。
天気がいい日を選んで読んだほうがいいと思います。
 
 

短いのにためになる

 総ページ数は143。
しかも四隅にかなりのゆとりを持って書かれていますのですぐに読み終えられます。
それでも頭に残る一言は多くあります。
緊張したとき「だれもあなたのことなんか考えていない」という言葉を思い出し、「なるようになれ!」と気分転換できます。
自分の感情が大きく動くとき「そういえば」とこの本の言葉が浮かぶでしょう。
 
 
 
読み終えて自覚したことは3つ。
 
  • 「自分は自分」
  • 「無理するな」
  • 「素直になれ」
 
このそっけない言葉がとてつもなく大きな価値を持っている。
そのことに気づかせてくれるものがこの本にはあります。
 ただし「充分に変人なら、相手が合わせてくれる」という格言はちょっと違和感があります。
日本では「充分に変人なら、いないものとされる」が正しいのではないでしょうか?
どういうものが変人なのかにもよるとは思いますが、日本で変人というのは100対1だと1のほうです。
ですから日本版にすれば「充分に変人なら、自分は自分だと思えるでしょう」となると思います。
 ちなみにこの本を読むときは必ず一人になりましょう。
なぜか心配されます(笑)
ありがたいことです。