本を、どのように読んでますか?
批判的とかそういうものではなく、視覚的な問いかけです。
私の兄は本を読むと、文字を覚えているタイプ。
そして私はイメージを覚えているタイプです。
前者はどこまで読んだか、本を開けばすぐにわかります。私は少し読んで、イメージが湧いてようやくどこまで読んだかわかります。
このように本を集中して読んだとき、文字が残るのか、イメージが残るのかに分かれると思います。みなさんはどうですかね?
●私の場合:イメージ
読み始めてすぐは文字ですが、そこからイメージを沸かせます。そして集中してくると、文字さえ視界から消えて、頭の中で見ている視界だけになります。章の終わりや、シーン的に区切りがいいところまでくると、イメージがなくなります。
なので人物の特徴が書いてあると、かなり役立ちますし、そういう本が好きです。
学術的な本を読むときでも、勝手にイメージが湧いてきます(図形とか)
人物の特徴が書いていないときは勝手な人物像を作り上げます。
あるいはコナンの犯人みたいな人物が出来上がります(なんじゃそりゃ)
これは風景についても同様です。自然、家、家具、におい、服装などなどを逐一説明されるほうがありがたいです。
時間を置いて読むとき、付箋があるところから読み始めても、「あれ?こんなところ読んだっけ?」となることがしばしば。しばらく読み進めてイメージが湧いてくると、「あ、読んだ読んだ」となります。 そのときのイメージは前読んだときとほぼ同じです。不思議です。
●兄の場合:文字
SEらしく、文字は文字のままのようです。そのおかげでよく言葉を覚えています。
現代ミステリーを好んで読んでいるようですが、人物の特徴などが書かれていなくても気にしないようです。それよりも人間関係など、図にできる情報を重視しているようです。兄いわく、「なくてもわかるやん」
再び読むときは瞬時に読んだところがわかるようです。
章の終わりや区切りのいいところでもなく、文章の途中でも早くわかるようです。
●どうですか?
実際は誰もが両タイプを持っていると思います。それでもどちらかに傾きます。みなさんはどうですか?よく読む本に特徴が出るように思いますので、気にかけると面白いことだと思うのですが……。