On bullshit

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柔道の教育問題について

 

 

柔道は危険体罰も多い。

 

 

そんなイメージがもう染み着いているのではないでしょうか。

 

 

はい、事実です(笑)残念ながら。

 

 

私自身が柔道部にいたのは随分と昔の話ですが、まだ体質は変わっていないと思います。

 

ちなみに私が見聞きした柔道の危険な面は、

先輩が投げ技をかけられて後頭部から畳に叩きつけられるのを見た。意識不明。

救急車で運ばれ、数時間後には意識が回復した状態で戻ってきた。先輩強い(笑)

 

先輩が絞め技をくらい、落ちた。

ぐー、すー、ぐー。とうなっている状態。

これは脳に酸素が伝わっていない危険な状態。

しかも鼻からは薄い緑色のような液体が流れていた。

当時は脳の汁が出てきていると本気で思っていた。

心臓マッサージで見事回復。何も異常はなし。

 

また別の先輩は両手を挙げて痙攣を始め、心臓マッサージをしてもなかなか意識が回復しなかった。

回復したときの開口一番の先生の声は、

「死ぬかと思ったで」

 

友達が相手に技をかけるときに、無理やり抵抗された。

そのため、友達はヒジあたりの骨を骨折。

骨が飛び出た。

 

友達が相手に技をかけるときに、無理やり抵抗された。

そのため、友達は鎖骨を骨折。

事後、先生は「(鎖骨骨折は)よくあることだ」とコメント。

 

 

と、まぁすぐ思いつくだけでこれだけある。

 

 

次に柔道の体罰についてだが、これも見聞き・体験したもので挙げてみよう。

他校の先生が竹刀をブン回していた。

床に叩きつけるだけではあったが、衝撃的だった。

ヒドイときは日に3本へし折っていた。

 

ハンバーガー事件がある。

マットレスに人をはさみ、あとは大勢で乗るというイジメがあった。

若干「ブーム」になっていた。ちなみに私は参加していない。

他校でそれが行われたとき、被害者ろっ骨を折ったいう情報が流れてきた。

以降、その「お遊び」は禁止になった。

 

私自身は先生の気に入らない試合をしたために、とんでもない強烈ビンタをくらったことがある。

自分の首が急に横を向いた、という感覚しかなかった。

先輩に何が起こったのか、説明してもらって初めてビンタされたとわかった。

 

寝技のとき、先生に首の関節をきめられて、

ミシ…キシ、パキ

と鳴ったことがある。

それ以来首の骨がパキポキ鳴るようになった。 

 

 私が柔道において経験した異常は以上かな。

 

個人的な意見として、

「柔道を経験されていて、かつ安全に配慮することを表明した人物でないと顧問として採用することはしてはならない。強くさせようとする人は現代にはいらない。ヤバイと思ったら入部すべきではない」

 

お子さんをお持ちの方はこっそりと練習を見てみましょう。こっそりとですよ。

どういうところかわかるはずです。

なぜなら、以下のようにヤバイから。

 

・陰湿な体質

 一般に柔道部員同士は仲がいい。それは先生への恐怖からだ。それがイジメにつながっている。恐怖を紛らわせようと思っているからだ。

 

 そして仲がいいように見えても、必ずカーストがある。しかしインドのカーストとは少し違う。

それは強い者が部内の絶対的支配権を持つというもの。

逆らうことは許されない。

弱い者はパシリのみならずイジメの対象になりうる。

たとえ1年生でも実力が認められていると、カーストの上流に入れる場合がある。

その場合、部員の誰かをイジメる形で上級生に溶け込んでいる可能性がある。

実力があるのに溶け込めない場合は、ぼっち状態かイジメの対象になるかがほとんどだ。

これが昔から続いている。

 

 先生は先生で「根性論」真っ盛りの時代を経験したものだから、それを実践すれば必ず強くなると本気で信じている。

それを今の学生に押し付けてくる。

私は腰の骨を痛めている時期があった。

先生に「回復するために休みたい」と言いに行った。

すると、

「歩けなくなってから言いに来い」

いや歩けなくなったら言いに行けないんですが……(笑)

 

みなさんが創造する以上に根性論はカオスです。

 

 

 ・安全管理のいい加減さ

 先輩を練習で締め落としたことがある。

公式試合であれば、普通は審判が心臓マッサージを施す。

先生に落としたことを言った。

すると、

 

「お前がやらんか!!!!!!!(怒)」

 

やり方しらねぇよ……。

その後は自分で、見よう見まねで心臓マッサージをした。

無事に回復した。先輩ありがとう。

未だにあれでよかったのかはわからない。

 

 

ざっとこんな感じです。

ワイドショーでこういう問題を扱っていたら、思い出してください。

あ、ヤベェと。

子持ちの方は、部活動によって子を強くしたいのか、青春してほしいのか、よく考えてほしい。

何年経っても旧態依然としているので、10年20年と体質が変わることはないでしょう。