集団的自衛権について
●集団的自衛権について、のまとめ
海外のことについて情報が不足している状態ではまだ早い。
根拠にしている砂川判決を政治家は隅から隅までちゃんと読め。
●外国からの一定評価
自衛隊の活動範囲が戦場も含むことになるかもしれない。大学時代にゼミの先生が言っていた通り、戦争をしませんと宣言して実際に戦争行為をしないのは説得力を持っている。なぜなら諸外国は日本の技術力を注げば、兵器で儲けることは容易いと考えているからだ。それをしないということは日本はこのことに関しては本気なんだな、と感じている。
●対して泥に埋まる日本
しかし東洋経済オンラインの記事
で読んだままを受け取れば、日本の軍部の上層部は海外の軍事について驚くほど疎い。逆に海外のことについて知っているとマニア扱いされて出世しないとまで書かれていた。そんな状態なら、日本の兵器を売り込むことはできないだろう。
しかも日本の軍事産業は新規参入が無理なほど固着しているという。加えてその産業を支える企業も海外事情に疎い。
こうして見てみると日本は変われ変われという諸外国の要請に対してとても日本の風土が邪魔をしている。変えようとしても土台が固い。そしてその土台を変えるのが日本はとても下手糞だ。哲学や倫理といった物事の根本的議論をする文化や社会風潮がないせいだ。(土台が)変わることができなければ(上が)変わることはできない。
●自衛隊を新しい形に
日本がもし変わることができたなら、世界平和を脅かす輩を抹殺していくというスタイルに新風を吹き込む可能性はある。
主に選挙管理委員などの場面で活躍できるのではないか。危険は一気に増す。しかしいきなり自衛隊に殺人を犯せという動きはそれこそ土台無理だというものだ。
日本は名前と中身が一致しないものが多い。悪しき部分だ。これも哲学的・倫理的な議論が発展しない日本だからこそ起きていることだと思っている。
これから日本人が海外で危機的状況に陥った時、スピードが求められるのは間違いない。いつまでも同じという方がおかしかったのだ。
政治家は頭がおかしいと再認識するものだと思った。
というか判決文にも日本の集団的自衛権については今回は関係ないので言及しないことにすると書いてあります。
的外れもいいところ、というわけです。
砂川事件の判決文はこちら↓PDFになっています。
以下のサイトから引用しました。